ホルモン都

 
      俺の学校帰りを待ち伏せする男、一人・・・ホルモン大王。

   ホルモン界の天才らしい・・・(自称)

   スタンド使いでホルモンが飛び出すらしい・・・(アホらしい)

   坊主にヒゲで首ちょん切って逆さまにしても同じ顔らしい・・・

   (内股)

 

  と言う、事でこのホルモンさん俺が廃墟熱にヤラれて

  路地裏の方が、ないがしろになってるのが面白くない。

  そんな俺に放課後の特訓をしてくれるらしい。

 

 ホルモン大王 「お前なんて路地裏番長じゃねえ!

         俺が路地裏番長だ!(赤木春江カット)」

 

 路地裏番長 「イ、イヤ・・・それは困る・・・」

 

 ホルモン大王 「ならばワシに着いてこんかぁーい!

  最近、腰抜けになってるようなのでワシが特訓してやる!」

 

 路地裏番長 「わ、わかりやした・・・」

 

 

 

       着いた先は、またまたホルモン屋だ・・・

        

   俺は「ほ、ほぅ・・・古いイイ感じのホルモン屋さんだね」

    「まだまだ驚くのは早いぜ!行くぞ路地裏番長!」

          俺達はのれんをくぐった。

 

    

   「オオッ!酔っ払いがいるホルモン屋じゃん!最高!」

   「こんなので感激してるんじゃねぇーよ!」

   俺達は席に着いた。俺はいつもソロ活動なので

   カウンターに座り店の人と話すのが好きなのだが

   今日はホルモンさんの特訓なので座敷だ。

 

    

    俺はタバコを取り出し、ナントも言えない店の照明

    に昭和を感じていた。

 

    

         酔っ払いは熱く語っているようだ。

 

    

   店の雰囲気、照明、テレビに愛想の無い店のカーちゃん

   何もかも最高の店だ。

   「さすがホルモンさんッスねー!イイ店ッスよ」

   「で、何頼む?」

   「お、俺は・・・」

 

    

               「俺は・・・」

    

    

             「俺は・・・その・・・」

 

        

      「俺は・・・うわぁー!おしんこが時価じゃん・・・」

         「やっと気が付いたか!ビビルだろ?」

   「セクシーだろ?これだから、こんな店はヤメられねぇ!」

     「俺、腰抜けそうなのでホルモンさん決めて下さい」

 

    

    「ガハハー!マイッタか!腰抜かしてんじゃねーよ!」

    「お願いしますよぉ・・・」

    「ヨーシ!おばちゃんホルモン2人前!」

    「やっぱホルモンッスか・・・」

   ホルモンさん頼む前からコレに火をつけたよ。

   「なんつったって熱くしておかないと、おいしいホルモン

   ちゃんがくっ付くからねぇー」

   コノ人本物のアホだよ。

 

    

   「ホルモンは俺に焼かせろ!お前は手を出すなよー」

   コ、コノ人は、仕切ってる・・・焼き方にうるさいらしい。

   いちいち焼けたの「オッ!コレ食べ頃!」と言って

   俺の皿に乗せてくれる。

   その他のレパートリーは「いまっ!」とか「ナウッ!」

   と、言ってホルモンを取ってくれる。

   最高のアホッスよー!

 

    

     ホルモンさん調子に乗って「おしんこ」頼むか?

     そんな楽しい会話をしながら飲んだ。

     

 

    このオヤジさん達みたいに、いつまでもホルモンさんと

    飲める仲でいたいと思った。

    ホルモンさん、俺に気使ってこんな店教えてくれて

    ありがとう。

    俺は生きてる限り路地裏の店と対戦するぜ!

    本当にありがとう。

 

 

 

 

 

   「バチンッ!」俺の頭をたたくホルモンさん。「痛てぇ!」

「オイ!何一人でブツブツ言ってやがるんだ!次行くぞ!次!」

         「つ、次って・・・ま、まさか・・・」

 

    

      「コスプレパブじゃ!着いてこんかぁーい!」

      「ま、またか・・・はぁ・・・」

 

                 次回予告      

 
 

 

 
  ホルモン都

長岡市住吉  定休日&営業時間も知らん!