はいきょ刑事純情派
 
       「爆走400キロ!?ナンカ知らないけど山道を行け!」   

    

    私は悲しい気持ちで鳥居をくぐったが、気を取り直し

    バイクに跨りヘルメットを被った。

    道は更に山へと続いていた。

    私はこの先に何があるのか見たい。

    ちょっと心細いが行ってみるか!

 

      

           本格的な山道になって来たよ。

         天気は良いのだが空がゴロゴロ鳴っている。

         雨は降りそうにない感じだが・・・

       この先、行き止まりになってUターン出来なかったら

        とか、考えたら不安だが。

        考えない事にしよう。

 

      

       あらまぁー!とうとうこんな道になっちゃったよ。

       ど、どうしよう・・・

       どうせUターン出来ないなら前進あるのみ!

         前進あるのみはイイけど

 

 

 

 

 

         とうとう行き止まりになっちゃったよ。

         その行き止まりとは・・・

 

      

                墓場だった・・・

            木々の間にお地蔵様がある。

       写真は撮らなかったが○○家と言う墓もある。

           このお地蔵様は無縁仏なのか?

 

         私はバイクから降り、背広からカメラを出した。

            何だ・・・神社の奥は墓場とは・・・

      

            私はいつ、何があってもいいように

               バイクをUターンさせた。

            相変わらず空はゴロゴロ言ってる。

  

          

            こんな草の奥にもお墓がある。

            墓掃除には来ないのだろうか・・・

 

          

               いたる所にお墓が。

       掃除にも来ない持ち主のいない無縁仏なのだろうか?

 

      

         ココへ来る途中に廃屋が何件かあった。

         その人達のご先祖様だろうか?

         

         1件だけジーさんが住んでる家があった。

       今でもガンコにこの村へ住みついているのだろうか?

        なので廃村ではなさそうだ。

 

      

          本当にいろんな所にお地蔵様が。

          しかしスゴイ配置で。

 

          

                コ、コレはっ!!

               近づいてみると・・・

 

      

          発泡酒が!!と、言う事はまだ新しいし

           ちゃんと誰かが来てくれてるようだ。

           なぜかホッとした。

 

      

           その脇はまたまたお地蔵様です。

 

      

           奥に石が積んであるのが見える。

           あれはなんだろう?

           わからなければ前進あるのみ!

 

      

        ナンだコリャ??この石を取ると井戸とか?

        この隣にも同じように石が積まれてる。

        一体ナンなんだ??

 

      

      うわぁ!!よーく見たら石に文字が刻まれてる・・・

      も、もしかして・・・墓石・・・

      うおぉー!ダッシュ安裏!

 

      

       うわぁお!!逃げた先もまたお地蔵様が!! 

       しかも・・・

 

 

          

                 首が落ちてる・・・

 

          

               見渡せばココも・・・

 

      

                   ココも・・・

 

      

                   ココも・・・

 

      

               全部首がない・・・

               ナンなんだ・・・

 

      

          誰かがイタズラでやったとは思えない。

          自然に落ちたのだろうか・・・

       こんな山奥まで来てイタズラする奴はいないだろう。

 

      

              落ち着く為に奥を見た。

      奥は何も無い。首が落ちていようが普通の墓場じゃない。

      怖い事ないと、自分に言い聞かせて。

 

      

          ヤバイなぁ・・・空がゴロゴロ鳴って

        ジェット機のような「ゴーッ」って音もして来た。

                「一雨来るな・・・」

 

        私は誰ともなく、墓場の方へ向かい、手を合わせて

        バイクのエンジンをかけた。

 

 
 

つづく